アトリエOPS ーatelierOPS’s diaryー

神戸の絵画教室です。こども おとなのレッスンをしております。

しゅうめいぎくを作品にするなら

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しゅうめいぎく

 

秋に咲く花 しゅうめいぎく( 秋明花 )は 大

好きな花です 例えばこの花を作品にしたい

とします 色々なアプローチがありますけれ

ど 一例を書きたいと思います

 

まず 自分の作品にするなら 対象を理解し

たい訳です そうすると デッサンを幾つかとったりします それは 外側からの理解とも言える

訳であり もう一方は内側からの理解がある

と思います

 

つまり大きく分けて 外側からと 内側から

題材を理解していく と仮定します

 

もちろん それを 題材に選んだということ

は 個人の思い入れが 動機付けになってい

るのに 違いないのですけれど

 

もっと深く 内側を理解しようとする時には

わたしの場合なら 例えば その花に まつ

わる神話や花言葉などを 調べてみたりしま

す そうして集めた 理解の為の材料を 改

めて 自分自身で絵の構成や色彩 また画面

への思い(物語とも言えます)へと膨らませ

て 作品にしていきます 

 

この膨らませると 一言でいった部分は 簡

単ではなくて そこが個々人違う訳でありま

すし 重要になってくるのだと 考えていま

す 完成までには 膨らませたものを そぎ

落としたりもします その繰り返しを行った

りもします

 

しゅうめいぎくは 形状として わたしの心

に響く好きな花なのです パッと見て好きな

タイプといった事です

 

作品をつくる上で “ では なぜ わたしは

こころ 惹かれるのだろう ”と 考えてみる

前述の内側からアプローチする材料を 調べ

てみますと “ しゅうめいぎくはアネモネ

仲間で イチリンソウ属である ” とか“ 英語

では “ Japanese anemone ” とも呼ばれる等

を知る事ができました 

 

しゅうめいぎくの 花言葉については  “ 薄

れゆく愛・忍耐・多感なとき” と少し寂しい

のです  なぜならそれは アネモネの神話を受

けているからなのだなと どんどん理解して

いきます

 

アネモネは ギリシャ神話から 名付けられ

ています

 

西風の神 ゼフュルスの悲恋に まつわる花

なので花言葉は 寂しいものになっています

それを受けて “ Japanese anemone ” とも

呼ばれる しゅうめいぎくも 少し寂しい花

言葉 となっているようです

 

つまり対象について 内側からと外側からの

アプローチをして理解し 自分の中に 取り

入れていったもをアウトプットする それが

“ 作品にする ”という行為である とそう考え

ています

 

 

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