秋に咲く花 しゅうめいぎく( 秋明花 )は 大
好きな花です 例えばこの花を作品にしたい
とします 色々なアプローチがありますけれ
ど 一例を書きたいと思います
まず 自分の作品にするなら 対象を理解し
たい訳です そうすると デッサンを幾つかとったりします それは 外側からの理解とも言える
訳であり もう一方は内側からの理解がある
と思います
つまり大きく分けて 外側からと 内側から
題材を理解していく と仮定します
もちろん それを 題材に選んだということ
は 個人の思い入れが 動機付けになってい
るのに 違いないのですけれど
もっと深く 内側を理解しようとする時には
わたしの場合なら 例えば その花に まつ
わる神話や花言葉などを 調べてみたりしま
す そうして集めた 理解の為の材料を 改
めて 自分自身で絵の構成や色彩 また画面
への思い(物語とも言えます)へと膨らませ
て 作品にしていきます
この膨らませると 一言でいった部分は 簡
単ではなくて そこが個々人違う訳でありま
すし 重要になってくるのだと 考えていま
す 完成までには 膨らませたものを そぎ
落としたりもします その繰り返しを行った
りもします
しゅうめいぎくは 形状として わたしの心
に響く好きな花なのです パッと見て好きな
タイプといった事です
作品をつくる上で “ では なぜ わたしは
こころ 惹かれるのだろう ”と 考えてみる
前述の内側からアプローチする材料を 調べ
てみますと “ しゅうめいぎくはアネモネの
仲間で イチリンソウ属である ” とか“ 英語
では “ Japanese anemone ” とも呼ばれる等
を知る事ができました
しゅうめいぎくの 花言葉については “ 薄
れゆく愛・忍耐・多感なとき” と少し寂しい
のです なぜならそれは アネモネの神話を受
けているからなのだなと どんどん理解して
いきます
ています
西風の神 ゼフュルスの悲恋に まつわる花
なので花言葉は 寂しいものになっています
それを受けて “ Japanese anemone ” とも
呼ばれる しゅうめいぎくも 少し寂しい花
言葉 となっているようです
つまり対象について 内側からと外側からの
アプローチをして理解し 自分の中に 取り
入れていったもをアウトプットする それが
“ 作品にする ”という行為である とそう考え
ています
体験レッスン受付中です
アトリエOPSへの お問合せご予約はメールにて
お待ちしております
(申し訳ありません レッスン中など電話には
出にくい状況にあります)