アトリエOPS ーatelierOPS’s diaryー

神戸の絵画教室です。こども おとなのレッスンをしております。

お顔の色

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ペールオレンジ

先日 お友達同士で入会してくださった 小

学校2年生のお2人に お互いを描いてもら

いました 画板を使って 対面で描いていき

ます アトリエOPS近くの小学校では 画板

を使わないそうですので それは 新鮮だっ

たみたいです

 

Mさんから 「先生 お肌の色の作り方を教

えてください!」と いつものように 元気

いっぱいな声で 質問されました

 

(現在 ペールオレンジといった名前で 

絵具会社で作られた色は 売っています) 

 

白とオレンジとか茶を少しとか 黄土色

とかを混ぜてみて いいなと思う色を作って

みてください と答えました そして いい

感じに肌色ができて お友達のお顔を塗りま

した 目や鼻や口 眉も描き終わっています

 

ところがMさんは納得がいきません 「先生

 顔を消したいのです」と言われました わ

たしは 上から お肌の色を塗ったら消せま

すけれど 目や鼻や口 眉の黒色で 濁ると

思うよと答えました

 

それでも 消したい気持ちがあって 上から

お肌の色を塗りました 結果は なんだか灰

色みたいになってしまいました Mさんは 

じっと見つめています そして 「どうした

らいいでしょう?」と わたしに再び聞かれ

ました

 

このじっと見つめている時間が とっても貴

重なのだと思います その間 自分で考えて

います それは貴重なひとつの経験です 乾

いていても 厚く塗っている場合には 濃い

色に薄い色を重ねると こんな風になるんだ

な といった事がわかりました

 

それは蓄積されていって 絵具の使い方に 

活かせるのだと思います 色々描いていって

体験してほしいです 絵画に失敗も成功もな

く ひとつには本人が描きたいように 描け

たのかが重要だと わたしは考えています

 

Mさんへの2回目の質問に対しては その灰

色のお肌が乾いたら もう一度塗りたい色を

塗るといいです と答えました

 

 11月28日1日ワークショップを行います

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