絵具について書きたいと思います 重ね塗り
の時 乾いてから上に描き足すのか？ 乾く
前に描き足すのか？ 答は 描き手が その
画面を どのように表現したいかによると思
います
コントロールしやすいのは 乾いた上に 描
き足していく方法です 反して偶然性を活か
したい表現なら 乾く前（絵具が濡れている
時）に描き足します 思いもしない滲みがで
きたり 絵具が混ざって 面白い表現になり
ます
この偶然性も 繰り返して 制作していく内
に この位の濃度の絵具を これ位の量で描
き足すとかで ある程度 どのようになるの
かを 予測できるようになります それから
偶然を活かす絵具使いのポイントは 思い切
って１回で終わらせることです 何度も筆を
加えていくと 偶然性を活かすことができま
せん 折角 偶然に現れた 絵具の形が馴染
んでしまって 効果が減ってしまうからです
では 思い切って絵具を使えるようになるに
はどうしたらよいでしょうか？
わたしは、やはり手を動かして 絵具を様々
に使ってみることがいいのだと思っています
絵の具は 偶然性を活かした使い方を含めて
様々な表現を 体験してみることです それ
はとても大切です 制作後 パレットに絵具
が余っていたなら 別の画用紙に 色々な試
みをして 遊んでみるのもいいですね
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